【池田市神田】瓦屋根の寿命を延ばす！漆喰補修の全工程と長持ちの秘訣を公開

2025年5月27日2025年6月12日

今回は、池田市の神田にお住まいのお客様からご依頼いただいた、瓦屋根の漆喰（しっくい）詰め直し工事について、その詳細をご紹介します。
築年数が経ち、瓦屋根の漆喰劣化にお悩みの方に向けて、工事の内容やプロセス、そして瓦屋根を長持ちさせるためのポイントをわかりやすく解説します！

瓦屋根は日本の伝統的な美しい屋根ですが、その耐久性を支える「漆喰」は、長年の雨風や紫外線によって少しずつ劣化していきます。
漆喰の剥がれを放置すると、雨漏りや瓦のずれなど、さらなる大きなトラブルにつながることも。
そうなる前に、適切な補修を行うことが大切です。

工事概要｜池田市の瓦屋根漆喰詰め直し

施工前のお悩み

お客様からは「数年ぶりに実家に戻ると、屋根の漆喰が剥がれてゴロゴロ落ちてきている」とのご相談をいただきました。
築30年になる瓦屋根は、長年メンテナンスが行われておらず、漆喰が広範囲にわたって劣化し、剥離している状態でした。
このままでは雨漏りのリスクが高まるため、今後も安心して住まいを維持できるよう、漆喰の詰め直し工事をご提案し、施工を進めることになりました。

工事基本情報

項目	内容
施工内容	瓦屋根補修工事、漆喰詰め直し
施工費用	561,000円（税込）
築年数	30年
保証年数	1年間
施工期間	4日間

ビフォーアフター｜美しく蘇った瓦屋根

ビフォー（施工前）

長年の経年劣化により、瓦屋根の漆喰が広範囲で剥がれ落ち、屋根の一部に隙間が生じていました。
紫外線や雨風の影響を長年受けたことで、漆喰が粘りを失い、屋根本来の防水性も損なわれている状態でした。
このままでは、雨水が侵入し、雨漏りにつながる危険性がありました。

アフター（施工後）

熟練の職人が新しい漆喰を丁寧に詰め直し、まるで新築時のように美しい仕上がりに復旧しました。
瓦と漆喰の密着性が向上したことで、屋根全体の防水性も大幅に改善。
これで長く安心して暮らせる屋根になりました！

池田市で瓦屋根を長持ちさせる！漆喰補修の施工手順

瓦屋根の漆喰補修は、ただ漆喰を塗るだけではありません。適切な手順を踏むことで、漆喰の寿命が延び、屋根全体の耐久性も向上します。

1. 足場の設置と古い漆喰の撤去

安全に作業を進めるため、まずは建物の周囲にしっかりと足場を設置します。高所作業では安全が最優先です。その後、剥がれかかった既存の古い漆喰を丁寧に取り除いていきます。この工程では「斫り（はつり）」と呼ばれる技術を使用し、古い漆喰や下地の葺き土を慎重に取り除きます。撤去した廃材は土嚢袋にまとめ、現場を清潔に保つことを心がけます。

2. 葺き土（ふきど）の均一化

古い漆喰を剥がした後に露出する下地の葺き土を均一に整えます。この調整作業は、新しい漆喰を瓦にしっかりと密着させるための非常に重要なプロセスです。葺き土がデコボコしていると、漆喰がうまく定着せず、すぐに剥がれてしまう原因になります。丁寧に仕上げることで、漆喰の寿命が延び、後々の剥離を防ぎます。