【池田市旭丘】長年の雨漏り、ついに解決！屋根葺き替え工事で安心を取り戻した事例

2025年5月28日2025年6月12日

「長年、雨漏りに悩んでいたんだけど、ついにひどくなってきたから一度見に来てもらえませんか？」

池田市の旭丘にお住まいのお客様から、このような切実なご相談をいただきました。
早速、無料雨漏り調査へと駆けつけたところ、天井からの雨漏りの原因が、下屋根の経年劣化にあることが判明しました。

このまま放置すれば、建物の構造にも深刻なダメージを与えかねません。
そこで、私たちは既存の屋根を完全に撤去し、新しい屋根に張り替える「屋根葺き替え工事」をご提案。
お客様に施工をお任せいただき、長年の雨漏りのお悩みを無事解決することができました！

この記事では、雨漏りを根本から解決した今回の屋根葺き替え工事について、詳しい施工事例と工程、そして気になる費用まで、池田市の皆様にわかりやすくご紹介します。
雨漏りでお困りの方、屋根の老朽化が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

工事概要｜池田市における雨漏り解消のための屋根葺き替え

ご依頼のきっかけ

お客様は、以前から雨漏りにお悩みでしたが、そのままにされていました。
しかし、最近になって雨漏りの状況が悪化し、いよいよ専門家への相談を決意されたとのこと。
お住まいの築年数も30年と長く、屋根全体の老朽化が進んでいる状態でした。

工事基本情報

項目	内容
施工内容	屋根葺き替え工事
使用材料	コロニアルクアッド
施工期間	2日間
築年数	築30年
保証年数	7年間
工事費用	50万円（税込）
ハウスメーカー	ミサワホーム

今回の工事は、わずか2日間という短期間で完了しました。
お客様の生活への影響を最小限に抑えつつ、確実な工事で雨漏りをストップさせることができました。

ビフォーアフター｜雨漏りから解放された安心の屋根

ビフォー（施工前）

天井からの雨漏り症状があり、屋根材の経年劣化が著しい状態でした。一見すると瓦屋根のようにも見えますが、セメントが主原料の「ニューウェーブ」という波型スレート屋根材が使用されていました。この屋根材は現在廃盤のため、部分的な補修が非常に困難でした。防水シートも劣化しており、雨水が内部まで浸入していることが確認できました。

アフター（施工後）

既存の屋根材を全て撤去し、下地から徹底的にメンテナンスを行った上で、新しい屋根材「コロニアルクアッド」に葺き替えました。すっきりとした見た目と豊富なカラーバリエーションが特徴のこの屋根材は、高い防水性で大切な住まいをしっかりと守ります。長年の雨漏りも無事解決し、お客様にも大変ご安心いただきました。

施工工程｜池田市の住宅を守る屋根葺き替えのプロフェッショナル

① 既存屋根材の丁寧な撤去

まずは、既存の屋根材を全て撤去します。今回の屋根は、波型の「ニューウェーブ」というスレート屋根でした。ビスで固定された屋根材を一枚ずつ丁寧にめくり、解体していきます。屋根材の下に隠れていた固定用の木材（下地材）も全て撤去し、新しい屋根を葺く準備を整えます。

② 下地の徹底的な調整とメンテナンス

既存の屋根材と固定用の木材を撤去すると、その下にさらに前の屋根材が見えてくることもあります。これは、過去に既存の屋根の上に新しい屋根を重ねる「屋根カバー工法」が施されていたことを示します。今回は、その下の古いスレート材も撤去し、下地材の状態を確認しました。

屋根材の下には防水シートが敷き込まれていますが、今回の場合はその防水シートも劣化しており、穴が開いて内部の板が見えている状態でした。雨漏りの原因がここにあると判明したため、屋根の土台である下地の徹底的なメンテナンスが必要でした。

③ 丈夫な「野地板（のじいた）」の新規施工

屋根の土台となる「野地板（のじいた）」を新しく設置します。使用したのは、耐久性に優れた構造用合板12mmです。この構造用合板は、床下地材や壁下地材など、建物の主要な部位にも使用される非常に丈夫な部材です。

屋根葺き替え工事の最大のメリットは、普段は屋根材の下に隠れて見えない屋根の土台を徹底的にメンテナンスできる点にあります。屋根を支える土台が丈夫であることは、屋根全体の高い耐久性につながります。

④ 確実な防水層「ルーフィング」の敷設

新しい野地板の上に、重要な防水シートである「ルーフィング」を軒先から外壁に向けて敷き詰めます。ルーフィングは、万が一屋根材が破損しても、建物内部に雨水が入り込まないよう屋根を包み込むように守る役割を果たす、二次防水の要です。適切に施工されていれば、屋根材がめくれたとしても雨漏りに発展することはありません。

⑤ 新しい屋根材「コロニアルクアッド」の施工

ルーフィングの上から、いよいよ新しい屋根材を葺き上げていきます。採用したのは、ケイミュー社の人気製品「コロニアルクアッド」です。すっきりとした見た目と豊富なカラーバリエーションが特徴で、現代の住宅にも調和しやすい屋根材です。軒先から壁に向かって、規定の重ね代をとりつつ、一枚一枚丁寧にコロニアルを固定していきます。

⑥ 壁際の「雨仕舞（あまじまい）」を徹底

コロニアルを壁際まで葺き上げたら、屋根と外壁の境目、通称「取り合い」と呼ばれる部分の施工に入ります。この部分は雨水の浸入リスクが高い場所なので、特に丁寧な施工が求められます。

まずは壁際に下地材を施工し、その上から「水切り板金」と呼ばれる部材を取り付けます。水切り板金は、雨水を積極的に排水させる形状をしており、雨水の浸入を防ぐだけでなく、水分による建材の劣化を防ぐ効果もあります。

⑦ 隠れた安心「捨て打ちシーリング」

水切り板金の継ぎ目の内部には、シーリング材を「捨て打ち」します。捨て打ちとは、普段は見えない部分に行うシーリング施工のことで、万が一板金の継ぎ目から雨水が入り込んだとしても、この内部に打ったシーリング材が堰（せき）の役割を果たすことで、雨水の浸入を未然に防ぐことができます。細部にわたる徹底した防水対策で、安心をお届けします。